教える ❸ 「 流れ 」

トレーニング

 この言葉! 私たちが、大好きな言葉ですよね(笑)。そして、仕事がどの様な流か!ということを知ることは大切です。

 今回のテーマは 「流れ」です。

「まずは、流れを覚えて!」~ 現場にて、多用されているフレーズです(笑)。

 どうしてでしょうか? ひと言でいうと、教える人は全体像が見えているから・・・。一方、当然ですが教わる人は全体像が見えていません。見えてない人に、作業・業務が「どんな感じか」を伝えるのは大切なことだと思います。

 しかし、「流れ」を説明し、その後にその仕事をやってもらっても、新人(教わる人)が、なかなか習得してくれません。よくあることであり、当然です。「流れ」は説明・見本であり、新人が実際にやってみたわけではないからです。

 やはり、ひとつのことを繰り返すことも必要だと思われます。練習・トレーニングです。つまり、「流れ」の理解と、ひとつの「ステップ」の練習の両方とも必要だということです。

 教える上で、「ステップ(階段)」と「流れ」には、関係性がありそうです。

 教える時に    

「流れ」から入ると、良い点は、「速い」「大局的」  裏返すと、「アバウト (てきとう~)」 「基本的なことが正確にできない。」

 教える ❷ で お話しした

「ステップ(階段)」から入ると、良い点は、「正確」「細かい」  裏返すと、「遅い」「全体が見えてなく、どうでもいいことに こだわってしまう。」 と、なると思います。

ですから、教える人は、その特徴を頭の片隅に入れておく必要があります。この二つを上手く使い分けて、いいトコ どり!をするつもりで、そのバランスを管理する必要があります。

 私は、教える上で「ステップ」が一番大切だと言いました。

ですが、正確には「流れ⇒ステップ⇒流れ⇒ステップ」と繰り返すこと と言うべきだと思います。

 どうでしょうか?

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