「灯台下暗し」とい言葉があります。それを思い出す事件?が ありました。自分にとっては、衝撃的な発見でした。
「浅草岳」というのは、新潟県越後地方、魚沼市にある山(二つありますが)で、ふもとに私たちの山小屋(浅草ヒュッテ)があります。学生時代に、毎年春と冬、2回ずつ登り、死ぬ思いをした(笑)青春の思い出がつまった山です。また、今も、冬を越す浅草ヒュッテの維持管理のため「山荘ワーク」と称し、年に2回、作業しに行っています。
また、それ以外にも、主に夏場に年3~4回は浅草ヒュッテをベースとして近隣の山域にて山歩きをしています。
そんなこんなで、山のこと・この山域のことは、知っているつもりでした。
近くの「左沢」には、4回ほど行っていましたが、下流域から中流域までです。沢は上流へ行くにつれて、どうなるでしょうか? 多くの人が「険しくなる」と、想像するでしょう。私もそうです。いわゆる固定概念というやつです。
しかし、前回のことです・・・今まで行ったことがある地点より先へ行ったら、「楽園」が広がっていたのです。上の沢写真ですが、その先は、どうなっているでしょうか。
なだらかで美しい瀬があり、そのまた先は「湿原」(元 湿原)でした。まあ、地図を見れば多少、想像はつくのですが、その美しさ?に、言葉を失い、また今まで見落としていたことが、恥ずかしくなりました。
友人「会津の沢なんか、行ってる場合じゃ ねえ~なっ!」。私も、同じことを考えていました。
本当に、不思議な? 気分です。
自分の人生でも、こんな「見落とし」をたくさん、やっているんだろうなぁ~。
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